ブログで収益を得ている人にとって絶対に理解しておかなければいけないことって実はたくさんありますよね。
特にその中でも身近にあって厄介なことと言えば記事の「パクリ」問題!
パクる方は意図的に、もしくは参考程度にやっているかもしれませんが、パクられた方は怒り心頭。
そして私もつい最近自分の記事がパクられているのを発見してブチギレ、初めてこの問題に対処しました(メ ゚д゚)
ということで今回は、ブログの記事内容をパクられた時の対処法と、著作権侵害申請してGoogleから承認されるまでの実録をお話したいと思います。
目次
ブログ記事のパクリを発見した経緯
まずブログ記事のパクリを発見した経緯からお話すると。
パクられたのはあるゲームのレビュー記事。
基本的なゲーム紹介と遊び方や魅力、プチ攻略を綴った1万文字以上なる上位表示記事です。
で、自分の記事順位をチェックしていたとき、たまたま2ページ目トップあたりの記事を見つけて読んだのがキッカケでした。
まずぱっと見の第一印象として、記事の見出しが自分のと似ているな~と。
しかもやけに自分の文章の言い回しと似ているな~と。。
そして決定的に「これパクられた?」と思った要因は、
よく見るとほぼ同じ記事構成と見出し、文言をちょっといじっただけで同じ内容の文章、ボックスや吹き出しを使った見せ方が同じ箇所で内容だったこと。
もうね、パクられたと理解した瞬間頭が真っ白になって、じわじわと怒りがこみ上げましたよ!
「まじでなんなの、ムカつく~!」と…本気でブチギレました(¯―¯メ)
それに自分だからこそ感じた感想をベースに書いているので、他人とまるかぶりするのはおかしい話です。
しかも私の記事パクリ+オリジナル要素も入れてボリュームを出しているところも癪に障りました。
ただ、確かにお手本の記事を上手に真似して上位表示を狙う正しいやり方もありますが、やっぱりパクられた側としては複雑。
なので、ここから記事をパクられた場合の対処法を調べまくり、パクリ記事に制裁を食わえるべく動き出します(ΦωΦ)
ブログ記事の内容をパクられた時の対処法
自分のブログ記事をパクられた時にできる対処法は以下の4つ。
- パクリ主へ記事の削除要請
- Googleへの著作権侵害申請
- パクリ主のサーバー会社へ通報
- アフィリエイトASPに通報
もう少し細かく見ていきましょう!
パクリ主へ記事の削除要請をする
まずパクリ主のサイトに設置してある問い合わせページから連絡し、パクリ記事を削除してもらう方法です。
もちろんこれでコピー記事を削除してもらえれば一件落着なのですが…
正直、私はパクリ主に直接連絡して「パクったよね?記事削除して」と説明するのも嫌でした。
だって個人間で直接やりとりするほどめんどくさいことってないし、反論されたら余計に不快な気持ちにさせられます(¯―¯;)
ですから私は直接Googleに著作権侵害申請を出すことに。
Googleに著作権侵害の通報
著作権侵害が明らかである記事は、Googleに通報して検索結果から削除することができます。
この時の注意点として著作権侵害申請はパクられた本人、もとい著作権を持つ当人でなければいけません。
もし著作権を持たない第三者や、虚偽による申請だと判明した場合、逆に異議申し立てによって損害を被る可能性があるので注意してください。
で、実際のGoogleに著作権侵害申請する方法は、削除フォームから必要事項を入力して送信するだけ。
そして申請後は、ダッシュボードから進行状況を確認できます。
ちなみに申請する際の連絡先情報(氏名)と署名欄には実名を記載するのですが
Googleが申請を承認すると、その実名がネット上に表示されてしまうので、個人特定されないためにもローマ字で記載しました。
<漢字表記>
例:山田 花子
<ローマ字表記>
例:Hanako Yamada
※ローマ字だと実名でも個人特定されにくいため
というかパクった側は記事が表示されなくなるだけに対し、なぜパクられた側の実名がネット上で晒されるのか…。
これが原因で著作権侵害申請を諦める人も多いと思うので、そこだけは改善されるといいと思いますね(¯―¯;)
パクリ主が使用するサーバー会社へ通報する
続いてパクリサイトが使用しているサーバー会社に通報して記事そのもの、もしくはサイト自体を削除してもらう方法もあります。
ただし手続きがかなり面倒で、手間と時間もかかるため今回は断念。
ですがパクられた記事がたくさんある場合は、Googleの著作権侵害でひとつひとつ対処するより、サーバー会社経由で根こそぎ削除してもらうほうがいいと思います。
アフィリエイトASPに通報する
パクリ記事には、アドセンス広告の他にも物販やサービスなどのアフィリエイトを掲載している場合がほとんど。
そしてアフィリエイトには必ずそれを仲介しているASP(Amazonや楽天、A8など)があり、さらにパクリコンテンツを違反事項としています。
なので著作権侵害の旨をASPに通報することで、パクリサイトのアフィエイトアカウントを凍結、もしくは広告を配信停止にできる場合があります。
また、パクリの証拠として【魚拓】でURLを取得しておくと、万が一修正されて言い逃れされても安心です。
ちなみに私が見つけたパクリ記事は2つで、そのうちの一つが記事を丸ごとコピーするという悪質なものだったことからASPに通報し広告配信停止の依頼をしました。
すると翌日には担当者から連絡がきて「事実確認のもと可能な限り対処する」というお達しが(‘▽’*)!
いやまじで相談してみるものだなと思いました。
もちろん記事そのものを削除できる訳ではないですが、報酬元を断つことはパクリ主への牽制にもなるので一度相談してみる価値はあります。
だって他人のブログ記事をパクって楽して報酬をゲットしているなんて許せない(Φ△Φメ)!
Googleに著作権侵害を通報した後の結末
著作権侵害申請を出してからの経緯をまとめます。
- 2021年4月1日…パクリを発見
- 4月2日…グーグルに著作権侵害申請
- 4月24日…グーグルより却下のメール
- 4月25日…グーグルに詳細情報を追記して返信
- 4月27日…グーグルより承認
自分の記事がパクられているのを気づいたのは、2021年4月1日。
そこから対処法を調べてGoogleに著作権侵害申請したのは、翌日の4月2日。
いつ承認されるのか気になって毎日ダッシュボードを確認するも、ず~っと保留のまま。
そして申請から約3週間ほど経った4月24日にGoogle先生から連絡がきたものの、問題が特定できないという理由で却下されていましました。。
ちなみにそのパクリ記事は、「私の記事内容コピー+オリジナル」と記事まるまるコピーした訳ではないことが却下の理由なのかもとショックでした。
だけど仕方ない…かなり悔しいけど諦めて気持ちを入れ替えようとした矢先…
同じパクリ主がまた別の記事ネタをパクっているのを発見し怒りに火がついた私( ゚д゚メ)!
「またパクられた?!まじで許せない…!!」
そこで決意新たにコピーされた部分、コピーが疑われる箇所の一部を全て抜き出し、どこがどうパクリなのかを詳細に書き出しました。
その数、なんと数十箇所!!笑
もう自分で言うのもなんですが、ムカつきすぎてパクリ主への制裁しか頭になかったw
でもそのかいあって2日後にはGoogle先生から「パクリ記事を削除します」と承認してもらえたことで私の復讐劇も終結。
ちなみにパクリ記事が検索結果から削除されたのは、承認メールが来てから8時間後くらいだったのでちょっと時間がかかるのかもしれませんね。
ーーと、ここまで長々と書いてしまいましたが結論として
記事を丸ごとパクられた訳でなくても、パクられた箇所がそこそこあるなら迷わず通報して削除依頼しましょう!
泣き寝入りするにしても5回くらい却下されてからでも遅くないです。
ブログ記事は自分の大切な財産。
収益を守り気持ちよく運営していくためにもパクラー(勝手に作った)なんかに負けず、「出るとこはしっかり出る」のも大事だなと感じました。
まとめ
今回は、自分のブログ記事の内容がパクられた時の対処法と、著作権侵害申請を出して承認されるまでの実録をご紹介しました。
もしブログ記事をパクられたら、泣き寝入りせずに行動してみてください。負けちゃダメ!